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Archive for 2006年6月

ドライブケース AOpen MZ850e

2006年6月26日 コメントを残す
 DVDドライブなどの5インチストレージを収納するケースはいろいろあるが、同時に2個以上を収納できるものとなると極端にタマ数が減る。たまにあってもデザイン的に見もフタもないものや、価格面で折り合いのつかない場合がほとんどである。
 実は少し前から、AOpenのベアボーンキューブPCであるXC CubeシリーズのドライブケースMZ850eという製品が気になっていた。ふたつの5インチドライブを同時に収納することができ、PCとはUSB2.0で接続する。そしてこの手の製品にしては珍しくなかなかおしゃれな外観である。ずっと気にしてはいたのだが、実売13,000円という価格がネックで購入を決断できずにいた。
  先日アキバをうろついていると、老舗のPCパーツショップの店じまいセールに出くわした。そこでこのケースが1万円を切る価格で販売されていたので、ショップの閉店記念に購入を決めた。
 
 早速手持ちのDVDドライブを1台収納してみた。このケースはドライブを完全にケース内部に格納するため、ドライブ自体のベゼル(前面のデザイン)も全く見えなくなる。開閉時にはケースのフタが開き、ここではじめてドライブのベゼルが顔を出すかっこうとなる。(写真参照)このためpioneerのDVRシリーズのような一部のドライブは開閉部分が物理的に干渉し使用できないので注意が必要だ。
 
 もうひとつ、ドライブのイジェクトボタンがあるのだが、これは仕組みとしてはボタンの内側に出っ張りがあり、これがドライブ本体のイジェクトボタンを物理的に押すというだけのものなので、ドライブの種類によっては反応がよくない場合もありえる。実際私の場合も、かなり一生懸命押し込まないとドライブが開閉できなかった。まあドライブの収納位置の微調整で改善される可能性はあるので、そのうちやってみようと思う。
 
 今回はドライブを1台収納しただけでもうひとつのベイは空けておいたが、ここにはDVDドライブだけでなく3.5インチハードディスクなども搭載可能である。なぜかケース内部には電源供給用の4ピンコードが4本用意されているので、工夫次第ではもっといろいろと搭載できるかもしれない。前述の通り搭載できるストレージを選ぶ可能性があることから、素人にはお勧めしにくい製品ではあるが、遊べる余地もありそうだし、なにより他製品に比べても圧倒的にかっちょよい。正規の値段でも購入して損はないだろう。

Hinix メモリーDDR2 PC4200 256M×2

2006年6月22日 コメントを残す
 会社のセンパイがPCを買うというので大型電気店へ同行した。いくつか候補があり、迷っているらしかったので多少のアドバイスをした。結局彼は日立のデスクトップのプリウスを20万ほどで購入した。このとき同時にメモリーの増設を依頼したところ、PCの空きスロットがまったくなかったため、増設というか交換になった。交換前のメモリーは回収かと思ったがちゃんと返してくれるというので、この余ったメモリーをアドバイスのお礼代わりにもらえることになった。
 
 といっても私のシステムは今だソケット478であり、メモリーの対応はDDR・PC3200までである。もらったメモリーはDDR2のPC4200、簡単に言えば規格違いであるため、使いようがない。
 チップはhinixの片面タイプで、最近ではバルクでも比較的安価に入手できる品である。将来システムをLGA775にでも変更すれば、ひょっとして利用することもあるかも知れないが、256メガ2枚という容量では中途半端すぎて使う機会に恵まれないかもしれない。とはいえそこはオタク、使いみちがなくてもパーツを所有するだけでも結構嬉しかったりする。それにDDR2なんてはじめて入手したのでもの珍しいし。当面は眺めて楽しむことにしよう。

無線LANカード Buffalo WLI2-CB-B11

2006年6月16日 コメントを残す
 2台所有しているノートPCのうちの1台は、もうかれこれ5年も前のモデルであり、無線LANを内臓していないのでPCカード型の無線LAN子機を使用してネットワークに接続しているが、これがなぜかPCを起動してから無線LANを認識するのに2~3分、場合によってはもっと時間がかかってしまうので毎回少しいらつく。理由はわからないが、他の無線LAN機器ではこんなに時間がかからないので、このカードの仕様なのではないかと疑っていた。
 
 たまたまアキバで格安の無線LANカードを見つけたので、現在使用のものと交換してみることにした。製品はBUFFALOのWLI2-CB-B11。残念ながらIEEE802.b規格品なので最大11Mbpsでしかないが、ウチの回線は8メガADSLなのでまあ十分といえば十分である。実は現在使用中の「認識の遅いカード」は802.g規格品であり、g規格の速度は最大54Mbpsなのでダウングレードといえなくもないのだが、それよりもとにかく早く起動してくれたほうがいい。
 
 早速既存のドライバをアンインストールし、新しいドライバをインストールした。最近の無線機器はセットアップも実に簡単で特に迷うこともなく完了した。
 さて結果だが、思ったとおり新しいカードではPC起動から無線LANに接続完了までに30秒とかからなかった。gからbに変えたことによる速度の違いも全く感じられない。交換は正解だったようだ。
 しかしなぜに以前のカードはあんなに認識が遅かったのか?無線LANカードなどどこのメーカーのものでも性能は一緒だろうと高をくくっていたが、意外と品質に差があるものなのかもしれない。