ＰＳＰ－２０００ （新型ＰＳＰ）

　子供が誕生日のプレゼントにＰＳＰが欲しいと言い出した。小学２年生の分際で何を生意気なと取り合わなかったが、いろいろ聞いてみると今や幼稚園児がＤＳを買ってもらっていたりしてもそう珍しいことでもないそうだ。私が小学生の頃はせいぜいライオン丸のキャラクター手帳を買ってもらったのが精一杯であったが、まあ時代が違うのだから仕方がないとはいえ、そんな贅沢させてしまっていいのかという気持ちがどうしても消えない。だがＤＳではなくＰＳＰが欲しいと言い出すあたり、さすがはうちの子である。考えた末その着眼点の良さに免じて今回は特別に購入することにした。まあ新型のＰＳＰがどんなことになっているのかいじってみたいというのが実は正直なところであったかもしれない。

 

　さてテレビＣＭなどでもよく聞くように、新型ＰＳＰは旧ＰＳＰに比べ軽量化されており、手にとってみたときの印象が全く違う。モックかと思うほど軽い。旧ＰＳＰは持ち歩くには正直ちょっと重いかなといった感じであったが、これなら持ち歩くのも楽だ。新旧ＰＳＰを並べてみると写真では少しわかりにくいが、厚さが旧モデルの約２／３ほどになっている。個人的に気になるポイントはメモリ容量を旧モデルの倍である６４Ｍに増加させたことで、これによりＵＭＤディスクからの読み込み時間が短縮されるということであったが、ためしにモンスターハンターポータブルをプレイしてみたものの、はっきり体感できる程早くなったかといわれると微妙なところであった。ただすべてのゲームで同じ結果とは限らないので、効果のはっきり感じられるゲームもあるかもしれないことは断っておこう。あとは外部出力端子が追加されているので、これも何かのときには便利かもしれない。

 

　いいことづくめのような新型ＰＳＰだが、ただひとつ言わせてもらえば、本体の質感は旧ＰＳＰのほうが上である。旧モデルはボディの塗装が多重構造になっていたり、微妙な凹凸が高級感を醸し出していたが、こういったモノとしてのこだわりみたいなものを新型はばっさりと切り捨ててしまい、実用に徹してしまった。それでもすでに５０万台出荷を果たしてしまったということは、市場のニーズに合致していたということなのだろうが、この点は残念に感じられる。

 

　ところでうちの子は大喜びでＰＳＰをいじっているが、ずーっとそればかりやっているので嫁に怒られっぱなしである。その度になんとなく私も同時に怒られているような気になり、たいへん肩身の狭い思いがする。

 

 　　

スパイダーマン ブルーレイ トリロジーＢＯＸ

　ご存知のとおりＰＳ３は以外にも本格的なブルーレイプレーヤーだったりもするわけだが、せっかくＰＳ３を所有しながらいまいち購入するほどのブルーレイのタイトルがないと思っている人も多いと思われる。しかしここへきてやっとキラーコンテンツが発売された。スパイダーマンシリーズ３部作がセットになったトリロジーＢＯＸがそれである。アマゾンではすでに１万円を切る価格で販売されており、ブルーレイの３本セットでありながらこの価格は買い得感さえある。サム・ライミ監督の大ファンである私はシリーズ３作すべて劇場に足を運んだし、さらに１、２作目ともすでにＤＶＤでも購入済みであったが、迷わず購入を決めた。

 

　パッケージは１～３の本編ディスクと、ボーナスディスクが１枚の４枚組である。箱は正直少し安っぽいがまあ許そう。とにかく初めて購入したブルーレイディスクである。はやる心を抑えつつ、とりあえず最新作の「３」をＰＳ３で再生させた。

 

　画質はとにかくキレイの一言につきる。解像度の差は歴然としており、また夜の街での高速戦闘の場面など、ＭＰＥＧ２ではかなり厳しそうなシーンも目を凝らしてみてもまったく破綻がないのだ。最近のＤＶＤは高画質なものが多いが、これを見てしまうともうＤＶＤには戻れないなと感じた。体験すればほどんどの人がきっと同じように感じるであろう。ＤＶＤで十分と思っている人にこそ是非体験して欲しいと思う。

 

 

モーターストーム

　近所のジャスコでたまたまＰＳ３用のゲームソフト「モーターストーム」が値を下げているのを発見した。このジャスコでは以前からたまにＰＳ３ソフトが驚くほど安く陳列されていることがあり、たぶん売れないからだろうなあとＰＳ３ユーザーとしては寂しい思いを感じつつも、一消費者としては安いことはうれしいことであったりもして、今回はありがたく購入させてもらった。

 

　さてこのモーターストーム、オフロード系のレースゲームであるがとにかくよくクラッシュするゲームで、衝突による車体の損傷なんかが再現されるわりにはリアルというよりも爽快感を前面に出した内容となっている。地味だがよくできたゲームなのでＰＳ３を買ったはいいがやりたいゲームがないなんて方にもお勧めである。

 

　そういえばＰＳ３は値下げと廉価版が発売される。ＰＳ２との互換性を廃した廉価版は３９，９８０円とのことで、これなら一般層向けにブルーレイプレーヤーとしてもお買い得と思われるが、売れてくれるだろうか？キラータイトルがないのがやっぱり。。。。

 

エレコム USBゲームパッドコンバータJC-PS201USV

　ＰＣ版バイオハザード４がＶＩＳＴＡ上でも問題なく動いたことで安心してプレイしていたが、ゲームが進行するにつれキーボードでの操作が困難に感じてきた。ゲーム機であればゲーム用のコントローラーを両手で持って操作するところを、ＰＣなのでキーボードで行わねばならない。これまではそれでもなんとかキーボードとマウスでプレイしてきたが、このバイオハザード４、銃の照準合わせが自動ではないことから、キーボードのＷ、Ａ、Ｓ、Ｄキーでこれを行わねばならず、これはかなりきつい。

 

　そこでＰＣで使用できるゲームパッドを導入しようと調べてみると、ＰＳ２のコントローラーをＵＳＢ接続に変換するアダプターを発見した。これならゲームパッド自体を購入するより安価ですむし、最近あまり使わなくなったＰＳ２機器の有効活用にもなる。エレコムのゲームパッドコンバーターJC-PS201USVがＶＩＳＴＡにも対応しており、これを購入した。

 

　使用にはドライバのインストールが必要だが、これを済ませば普通にＰＣ上でＰＳ２コントローラーが動いた。アナログパッド部分ももちろん使用可能である。さらにこのコンバーターはＰＳ３でも使用可能とのことで、試してみたらこちらも普通に使用できた。ＰＳ３上ではもちろんＳＩＸＡＸＩＳ特有の機能は再現できないが、レースゲームや格闘ゲームを二人で対戦するなどの使い方にはこれでも十分である。

 

　ということでバイオハザード４は順調に進行中である。ゲームのほうもさすがはＣＡＰＣＯＭのビッグタイトル、細部まで手の込んだ非常に良質なゲームである。どうせならリメイクのゲームキューブ版「１」とか「０」なんかもＰＣ版で出してくれないだろうか。