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Archive for 2007年1月

Windows VISTA Ultimate DSP版

2007年1月31日 コメントを残す
 ご存知の通りVISTAには4つのエディションがある。今回E6600とのセット販売に手を出さなければ、おそらく私はHomePremiumエディションを購入していただろう。通常の使用ならばこれで十分であるはずだった。しかし一方ではVISTAの全機能を包括する最上位のUltimateが気になっていたのもまた事実であり、E6600もいずれは買うつもりであったので非常にいい買い物ができたと思っている。 
 今回購入したWindowsだが、Ultimate α パッケージという特別バージョンで、WindowsインストールDVDに512メガのUSBメモリーと小雑誌が同梱されていた。USBメモリは持っていなかったのでちょっと得した気分である。
 
 さて、このVISTAはDSP版として購入しているため、同時購入したE6600を使ってこれから組み立てるニューマシンでないと本来インストールできないことになっている。手持ちのHDDやメモリを流用したとしても、あとマザーボードとグラフィックボードが必要ということになるが、グラフィック統合チップセットを搭載したマザーならそれだけでとりあえずは動く。グラフィックボードは近々Direct3D 10対応の新製品が出るはずでそれまで待ちと思われることから、今はグラフィック内臓のIntel G965チップを搭載したマザーが狙い目である。あとは将来のアップグレードのためにクアッドコアCPUにも対応していることが望ましい。それと先般入手したPCケースのS1(過去記事1月11~16日参照)はATXマザーを使用する場合外から2本分のスロットが使えないため、残りのスロットのうち最低2本はPCIスロットであってほしいし、そしてDVビデオのキャプチャー用に、IEEE1394はオンボードで搭載していて欲しい。
 
 これらの条件にうまく合致するマザーボードは、果たして存在するだろうか?

CPU Intel Core 2 Duo E6600

2007年1月29日 コメントを残す
 今夜0時に発売が開始されるWindowsVISTAの発売イベントがアキバを中心に行われている。今日アキバに行けたのはたまたま仕事が速く終わったせいであり、正直なところVISTA発売のことなどころっと忘れていたのだが、平日の夜だというのに結構賑わっていてやっと発売日だということを思い出した。
 
 いつものように普通にうろついていたところ、とあるショップでVISTA発売記念個数限定DSP版セットのポップを見つけた。DSP版とはOEM版ともいうが、CPUやHDDなどのパーツとセットで販売される形態のWINDOWSで、そのセットで購入したパーツを使うPCに限ってライセンスを与えるという条件が付く代わりに、安価で購入できるものである。パッケージ版のおよそ半値となるため、自作ユーザーのほとんどはDSP版を使用しているはずだ。
 
 ポップは数種類あり、HDDセットやメモリーセットなどいろいろあったが、目に止まったのはCPUセットであった。Intelの現主力CPUであるCore2Duoシリーズのこれまた売れ筋ナンバーワンのE6600に、VISTAの全機能搭載バージョンUltimateのセットで49,800円!!
 E6600は時価約39,800円といったところであるので、つまりVISTAのUltimateが1万円ということになる。通常UltimateのDSP版は2万5千円程度であるので、約1万5千円お得という計算だ。CPUもWINDOWSも通常ほとんど値引きなどしないため、千載一遇のチャンスであることは間違いなかった。
 
 すでに限定5セットのうち2セットは売れていて、そうしている間にもどんどん売れていき、ラスト1本となってしまった。目の前でそんな争奪戦が繰り広げられており正気を失った私は、そのラストワンをゲットしてしまった。
 VISTAは深夜0時にならないと引渡しができないとのことで、後日取りに行くことにしたが、ついにCore2Duoを購入してしまった。このCPUは現在私が使用しているマザーボードには対応しないので、つまり新しくマザーボードも購入する必要がある。こうしてシステムの総入れ替え計画はVISTAと共に始動してしまったのである。
 
 ちなみに・・・レシートを見たら、VISTAが23,800円、E6600が26,000円になっていた^^

PLAYSTATION 3 海外体験版をダウンロード

2007年1月19日 コメントを残す
 偶然ネットで耳寄りな情報を見つけてしまった。
 PLAYSTATION3からアクセスできるPLAYSTATION@Storeに2本の体験版ゲームがあることは過去記事でも述べたが、この体験版を増やす方法がある!実は私たちが訪れるストアはいわば「日本店」で、「外国店」には日本店には置いてない数本の体験版ゲームが置かれていたのだ。ではどうやって「外国店」にアクセスできるのか?
 それは外国を住所とする別のアカウントを作成し、このアカウントでサインインすればよいだけである。詳しいやり方はここでは書かないが、どうやら地方名と郵便番号が合っていればアカウント登録はできるようだ。体験版をダウンロードするだけなのでクレジットカードの登録は必要ない。
 
 現在「外国店」にある体験版は「レジスタンス」「モーターストーム」「NBA07」「フォーミュラワン・チャンピオンシップ」など。すべて英語版だがプレイ自体には支障がない。とりあえずいくつかダウンロードしてみたが、特に「モーターストーム」はあまり期待していなかったが相当おもしろい。クラッシュしても笑ってしまうレースゲームはこれだけであろう。不思議な爽快感のあるゲームである。また当初いいかもと思った「レジスタンス」はグラフィックは素晴らしいがなにしろ難しく、私は今のところ全く先へ進めない。何かコツでもあるのだろうか?誰か教えてくれ。
 しかしなぜにこんな楽しい体験版を「日本店」に置いてくれないのだろう?出し惜しみか?いいプロモーションになると思うのだけれど。
カテゴリー:ゲーム

Abee AS Enclosure S1 ②

2007年1月16日 コメントを残す
 念願のケースを入手したはいいが、他のパーツを新調する予算は捻出できそうにないため、とりあえず既存のPCを中身だけ入れ替えることにした。自分で組み立てたPCなので解体・再組立てくらい楽なもんだろうと思っていたが、小型ケースなので内部に作業スペースが限られていることなどから、これがなかなか手間で数時間を費やしてしまった。
 
 組みあがったPCはシルバーの質感がソリッドな雰囲気を醸し出し、3連アナログメーターも実にいい感じである。が、せっかくのシルバーのフォルムにDVDドライブのベゼルの白がやはりちぐはぐな印象となってしまった。(前回記事に写真を追加した。)このDVDドライブはPioneerのDVRシリーズといって、PC用DVDドライブといえばあまり変わりばえのしないデザインが多い中にあって、ほとんど唯一スタイリッシュといっていいベゼルデザインを採用した画期的なモデルである。今ではこれ以外のドライブは使う気がしないくらい気に入っている。
 
 そこで以前ジャンクで購入した同型のDVDドライブ(過去記事2006年10月23日参照)とベゼルを交換してみることにした。このジャンクで購入したドライブは結局故障品であったが、実を言うと当時、いつかシルバーのケースを購入したときにベゼル交換用として使用することがあるかもしれないと見越しての購入であった。やっとその機会が巡ってきたというわけだ。
 問題はベゼルをうまく外すことができるかどうかということであったが、ベゼルは本体に空いている穴にカギ状部分で引っ掛けているだけであったので、簡単に交換することができた。このジャンクドライブは999円で購入したものなので、まあ交換用ベゼルの値段として考えればそう高くはない値段であろう。
 
 こうしてできあがったのが写真のPCである。やはりシルバーのボディにはシルバーのパーツがよく似合う。とりあえずしばらくはこれで凌ぐとするが、しかしそろそろシステム全体の新調は視野に入れるべきであろう。

Abee AS Enclosure S1 ①

2007年1月11日 コメントを残す
 自作用のPCケースの相場はピンキリではあるが、通常のATXケースなら数千円から購入することができ、実際売れ筋は1万円台程度というところである。だがこのジャンルにも「高級ケース」と呼ばれるハイエンド製品が存在する。機能的には1万円で十分なのに、高級ケースはどこが違うのかと思うであろう。それはモノによりいろいろだが、私が以前より目をつけていたのはAbeeのATXケース、AS Enclosure S1だ。
 
 アルミ合金の外観は非常に質感が高く、高級感漂うデザインもさることながら、一見してマイクロATXぽいが、マザーを上下逆に設置することで通常のATX規格を使用することができるのが最大の特徴である。この場合は拡張スロットの外から2本が使用できないという制限付きではあるが、5インチベイ×3、3.5インチベイ×2を搭載するタワー型ATXケースとしてはおそらく世界最小である。でかいPCはイヤ、もしくは設置場所の関係で大きなケースは使えない、しかしマイクロATXはマザーボードの種類が少ないのでイマイチ、なんてワガママにもちゃんと対応してくれる。
 問題は価格が少々高いこと。1万円も出せば十分な機能のケースが買えるのに、こいつときたら標準価格32,800円である。手軽に手を出せる値段ではなかった。
 
 思えば私の自作メインPCは初回組立てが2003年12月、随時アップグレードはしているものの、マザーボードは変えていないので基本的には3年前のスペックである。この間にソケット478はLGA775に代わり、AGPはPCI-Expressに変わり、CPUはPentium4からCore2Duoに変わった。今月にはいよいよWindowsがXPからVISTAに変わる。そろそろ私もシステムを総入れ替えする時期に来ているかもしれない。
 折りしもそんなことを考え始めた時、とあるショップでめったに値下げなどしないS1が3万円を切る値段で陳列されているのを発見してしまった。それでも高価には違いなかったが、気付くと私は配送伝票に自宅の住所を記入していた。