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Archive for 2007年8月

メーカー不詳 ブルートゥースUSBアダプター

2007年8月26日 コメントを残す
 Softbank 911TのUSBドライバがVISTAをサポートしていないことで(過去記事07年6月参照)、ケータイで撮った写真をPCで取り込むにはUSB以外の方法を考える必要に迫られた。一番簡単なのは、ケータイに挿入しているmicro SDカードを都度ケータイから取り出して別途PCに接続しているカードリーダーで読み込むという方法だが、いちいち抜き差しするのが面倒なばかりか、911Tの仕様であまり頻繁にカードを抜き差ししていると蓋がカパカパになるという情報もあり、これは避けたいところであった。
 
 そこで911T内臓のブルートゥース機能を利用してみることにした。ブルートゥースとは短距離の無線通信規格のひとつで、一般にあまり普及しているとまでは言えないまでも、最近はケータイなどでも採用する機種が増えてきている。ブルートゥース機器(ここでは911T)をPCに接続するには、PC側にブルートゥース接続用のアダプタを取り付ければよいわけだ。
 
 例えばお手軽な製品として、PCのUSBに挿入するアダプタがある。今回導入したのはブルートゥースVer2.0規格品のUSBアダプタだが、例によってアキバで見つけたものでパッケージは日本語表示だがメーカーもよくわからないものである。一応製品名は「Bluetooth USB Adapter」とそのまんまの名前(?)が記載されていた。
 
 かなり怪しそうな製品ではあったがドライバCDも付属しており、インストール自体は容易であった。911Tとの接続の初期設定は、なにしろ本製品にはマニュアルなど用意されていないことからすこし迷ったが、911T側の取扱説明書と合わせて何とか完了できた。この設定はデバイスの検索作業があったり、認証用パスキーの登録があったりして、正直一般には敷居が高いかもしれないと感じた。いまひとつブルートゥースが普及しないのはこうした理由もあるかもしれない。
 
 とりあえず設定も完了して、試しに911Tにある写真データをPCに取り込んでみた。手順はこれも少し迷ったが、911Tで写真を選択してから「メニュー」→「送信」→「Bluetooth送信」の順に選択することになる。このときPC側はあらかじめブルートゥース接続を受信状態にしておかなければならない。あとは911Tで送信すると、無事PCでこれを受信することができた。速度は飛びぬけて速くはないが遅くてイライラするほどでもなく、一応本来の目的は果たすことができた。
 
 ただ、911T側で送信する写真は一度に一枚しか選択できないので、複数枚送信したい場合同じ作業を何回も繰り返さなければならないなど使い勝手は良いとはいえないのが辛い。これは911T側の仕様なので仕方がないが、しかしブルートゥース自体は設定の煩雑さはあるにせよ便利な機能であることは間違いない。911Tでファームアップでもしてくれればうれしいのだが、まあ無理だろうな。。。
カテゴリー:ケータイ

メーカー不詳カードリーダー付きUSBハブ

2007年8月18日 コメントを残す
 アキバでカードリーダー/ライター機能を組み込んだUSBハブを見つけた。USB接続のカードリーダー/ライターは珍しくもないし、USBハブもありふれているが、このふたつを一体にした製品はありそうでなかった。
 ちょうど使っていたカードリーダーがSDカードを読んでくれなくなってしまっていたのと、PCケース背面のUSBコネクタがいっぱいになっていたので、この2点を一度に解決すべく購入してみた。
 
 製品は輸入品に簡単な日本語の説明シールが貼られているだけのもので、当然サポートなど期待できない。実際メーカー名も製品名もよくわからないのだ。日本語のシールには製品名「USB COMBOY」と書いていたが、製造元も輸入業者名も記載がない。動かなければ店にクレームは入れられるだろうが、これを購入しておいてクレームを入れるなんざ素人のやることであろう。
 
 箱から出してみると、製品は表面がつや消しの黒できちんと塗装処理されており、USBハブ部分が自由に稼動できるなど以外にもしっかりしたつくりをしている。カードリーダー部は製品前面と背面に配置されており、CF、MS、xD、SD、miniSD、microSDなど一通りのメディアには対応しているようだ。USBはちゃんと2.0仕様で、思ったより使えそうな雰囲気である。
 早速ワイヤレスキーボードとマウスのレシーバーをハブ経由で接続してみたが、ちゃんと使用することができた。とりあえず粗悪品ではなさそうである。
 ところがSDカードを挿入したところ読んではくれるが、この状態でカード内の写真データをPCにコピーすると、原因は良くわからないが何枚かに一枚の割合でエラーが起こり作業を続行するかどうかいちいちメッセージが出てしまう。他のリーダーでは起こらないのでこの製品特有の現象であろう。
 
 ちなみに過去いくつものカードリーダーを使用してみたが、意外ときちんと動作する製品は少ない。ただちゃんと読み書きしてくれるだけでいいのに、なんでこんな簡単なことができないのだろう。どなたかお勧めのカードリーダーがあったら是非教えてください。

WinFast PX8600GT TDH HDCP対応版 ②

2007年8月3日 コメントを残す
 さてPCの3D性能を計測する標準ベンチマークソフトである3DMARK06 のスコアはデフォルトで4297であった。8600GTとしては巷で言われているよりも若干遅い気もするが、まあ所詮はベンチマークの話である。実際のゲームではどうであろうか。
 
 ということで、先日ダウンロードしたはいいが、オンボードでは全く動かなかったロストプラネットの体験版(過去記事07年5月参照)を動かしてみることにした。こちらにもパフォーマンステストというベンチマークプログラムが用意されており、FPS(Frame Per Second・・・動画の滑らかさを示す指標で、1秒間に何枚の画像を表示できるかを表す。)が表示される。ゲームセッティングはデフォルトのままで、画面解像度のみ1280×960にした計測結果はSnowステージ17、Caveステージ25。少し解像度を下げて1024×768であればSnow25、Cave28といったところ。目安としてはFPS30程度ならまあ快適といえる。実際にゲームもプレイしてみたが、解像度1024×768であれば問題なくプレイすることができた。
 
 また、今更ながらプレイ途中であったトゥームレイダー7(Legend)を「Next Generation Contents」項目をONにしてプレイしてみたが(過去記事06年9月参照)、光と影の表現が格段にアップし、人物の顔もポリゴンらしさが消えなかなかいい感じである。ララがこんなに美人だとは知らなかった。
 
 尚このボードはファン付きモデルであるが、PC立ち上げ時に一時的にファンがフル回転するものの、OSが立ち上がればすぐに静かになり、ファンの回転ノイズはほとんど気にならないレベルであった。
 
 不具合もある。WMV形式のムービーデータをWindows Media Playerで再生させたところ、タイムバーをマウスで移動させた場合の画像の追従性が著しく悪化してしまった。また先のトゥームレイダー7のオープニングムービーが再生できなくなっていた。雰囲気としてはドライバに何か問題があるような気がしてならない。割と頻繁にドライバの更新があるようなので、次のアップデートを待ちたい。