アーカイブ

Archive for 2009年6月

Kenko MCクローズアップレンズ No3

2009年6月13日 コメントを残す
 デジイチをいろいろいじっているうちに、小物を撮影する際意外と近くまでピントが合わないことに気付いた。レンズによってはそこそこ近づけるものもあるが、それでも30cmも寄れない。では比較的小さいものを撮りたい場合どうすればいいのか。
 こんなときに役だつのがマクロレンズである。一般より高い撮影倍率で接写ができるように設計されたレンズで、最大撮影倍率が1/2か等倍のものが多く、花や昆虫を大きく撮っている写真はこういったレンズを使っているようだ。
 
 あまりにもおもしろそうなので是非一本欲しいところだが、この不況の折、私の懐具合も決して暖かいとはいえない。そこで更に調べていると、一見レンズフィルターのようにレンズの先端に取り付けることで接写を可能とするクローズアップレンズというものがあった。いわば一眼レフ用虫眼鏡といったところである。拡大倍率によって価格差はあるが、これなら数千円で購入できる。
 
 早速Kenkoの標準的なクローズアップレンズであるMCクローズアップレンズNo3を購入してみた。焦点距離の違いによってNo1、2、3、5、10の5種類あり、まあ標準的なのがNo3らしい。
 早速これを愛用のタムロン17-50に装着して撮ってみた。確かに装着前よりかなり被写体に寄ってもピントを合わせられる。サンプルを一枚載せておこう。
 
 
 
 高価なマクロレンズでなくてもこんな写真が撮れてしまう。花だけでなく昆虫やアクセサリー類などの撮影にも便利だろう。値段も安いし効果絶大なので、本当はマクロレンズが欲しいが予算がないという(私みたいな?)方にはおすすめである。
 
 ただし、値段が安いだけあって、中央部はクリアでも周辺部に行くに従って画像が流れたり色がにじんだようになってしまうのは仕方がないところである。サンプルの写真ではあまり目立たないが、構図によっては気になる場合もありそうだ。そこのところは割り切って使うしかない。安いんだから。
 
 
カテゴリー:デジカメ