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タムロン SP AF11-18mm/F4.5-5.6 Di Ⅱ (A13S)

2009年9月22日 コメントを残す
 ショップの中古コーナーに以前より欲しかった広角ズームレンズ、タムロン SP AF11-18mm/F4.5-5.6 Di Ⅱ (A13S)がまずまずの安価で並んでいた。聞くと中古コーナーに並べたものの未使用品とのことで、状態は新品同様すこぶるキレイであった。しばらく考えたが、超広角レンズは1本押さえておきたと前々から思っていたこともあり、購入を決心した。
 
 このクラスの広角ズームレンズはもともとラインナップが限られていて種類が少ない。タムロンでは現在 AF10-24mmという新モデルが発売されていて、旧モデルである11-18はおそらく在庫限りで販売終了ではないかと思われた。10-24ならズーム域で11-18を包括しているので、正直さほどの人気モデルでもないのに無理に11-18の生産を継続する必要はないはずだからだ。しかし同じ値段なら10-24が買いだろうが、その半値程度で買えるなら11-18だって悪くない。
 
  
 
 早速愛用のα300で使用してみた。第一印象としてはシャープな描写であり非常にクリアな絵である。まあ開放値F4.5スタートと明るいレンズではないため当然被写界深度も深くなり、結果シャープな印象となるだけかもしれないが、これまで好んで「浅い」写真ばかり撮ってきたのでパンフォーカスが逆に新鮮である。
 
 超広角レンズなので11mmぎりぎりまで開けてしまうと周辺部が大きく湾曲したり、色が流れたり、それはもう扱いにくいことこの上ないが、逆に言えばこれが広角の「味」である。この湾曲が気になるなら13mmぐらいまで寄ればだいぶ普通っぽく見せることも可能だ。しかしやはり11mmはまさに広角の絵であり、これまで使っていたワイド端18mmとは全く違う。やはり景色などを撮るにはこういうレンズを使いたいと思わせられる。そのうちどっか景観のよい場所に出向いて、広大な景色を収めてみたいものだ。
 
カテゴリー:デジカメ